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ポケモンgoを攻略したい人が増えると不動産ビジネスにも影響!?

07-24-2016

ポケモンgoを攻略したい人が増えると不動産ビジネスにも影響?

日本での配信が始まり、マスコミでも話題、大ブームを起こしているポケモンgoですが、単なるゲームのブームというだけではなく経済にも大きな影響を与えているようです。アメリカでは、ポケモンgoを攻略したい人が増えるあまり、不動産業界にまで影響が出ているようです。日本でもそのようなことが起こるのでしょうか。先に大ブームを起こしている海外の例を参考にしつつ今後の動きを見守っていきたいですね。今回は、今更聞けないポケモンgoブームの概要、海外での不動産ビジネスへの影響についてご紹介していきます。

ポケモンgoブームの概要、何がすごいのか?

OY151013549748_TP_Vポケモンgoは、ご存知の方も多いかと思いますが、歩いてポケモンを捕まえて集めていくというゲームです。ポケモンgoの登場で、任天堂社の株価は一気に2倍になりました。また、このゲームの中では有利に進めていくために、課金により架空の通過「ポケコイン」を購入できます。その「ポケコイン」を使ってアイテムを購入することができる仕組みになっているため、売り上げは莫大な物であると予測されています。ちなみに、データは公開されていませんが人気があると推測されているのは、ポケモンを引き寄せる「ルアーモジュール」、ポケモンの卵を孵化させるための「ふかそうち」ではないかと言われています。ポケモンを捕まえる時に使う「モンスターボール」は、「ポケストップ」と呼ばれる場所を訪れれば手に入るため、歩いてゲームを楽しむ人にとっては買う必要が無いと考えられているようです。ポケモン世代、と言われる25歳〜34歳くらいの大人がメインターゲットのようですが、子供でも遊ぶことができる分かりやすい仕組みにはなっています。ポケモンに昔打ち込んでいた世代がこぞってゲームをするため、市場規模がたいへん広いのは勿論のこと、大人がゲームをするということで沢山課金される可能性が高いのではないでしょうか。

ポケモンgoのブーム、アメリカでの現状、問題点、影響

マスコミでも連日報道されていますが、ポケモンgoに熱中するあまり公共施設でプレイしてしまったり、「歩きスマホ」で事故にあったり、柵を越えてポケモンを探しに行ってしまったり、アメリカでは問題が起こっています。また、日本でも同様の問題が起こらないかどうか懸念される声が上がっています。日本での配信前に、既に張り紙等でポケモンgoの使用を禁止する施設もありました。アメリカでは、ひきこもりがちだった人がポケモンgoを攻略したいあまりに外に出て歩きに行くようになったというケースもあり、一概に影響が問題点ばかりだとは言えません。また、日本でもサラリーマンで運動不足気味だった方がポケモンgoを契機に散歩に出かけるようになったりして、人々の生活に大きな変化をもたらしているようです。

ポケモンgoのブームが不動産業界にも波紋?

pokepoke20160714325512_TP_Vアメリカを始め、海外では、ポケモンgoを意識した不動産のマーケットビジネスが始まっているようです。例えば、「ここにはピカチュウがいます」という宣伝文句や、ポケモンが戦う「ポケストップジム」やアイテムを入手できる「ポケストップ」が近いというセールスアピール等が登場しています。日本でも、ゆくゆくはコンビニや駅が近いというセールスポイントと同様に、ポケモンgoをプレイしやすい環境をウリにする物件に需要が出る日が来てしまうかもしれませんね。所有する物件にレアなポケモンがいないかどうか確認するビジネスマンも増えるかもしれません。良い点も悪い点も含めて、世界中に大きな社会経済的な影響を及ぼしている、ポケモンgoブームの展望を注目していきたいですね。

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