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【注意!】ハウスダストが幼児に与える影響、対策について

07-24-2016

ハウスダストが赤ちゃんに与える影響

近年、ハウスダストによるアレルギー患者数は増え続けています。ハウスダストは健康な大人だけでなく、免疫力の低い子供や赤ちゃんにも深刻な影響をもたらします。自分で症状を訴えることが出来ない赤ちゃんのうちからハウスダストが体内に入ることで、どのような影響が出てくるのでしょうか。
今回はハウスダストが赤ちゃんに及ぼす影響についてまとめていきます。

ハウスダストって?

ハウスダストには、衣類や布団から出る繊維くず、ダニ、ダニのフン、カビ、ペットの毛、細菌、煙草の煙などさまざまなものがあり、肉眼で見えにくい1mm以下の大きさのものを意味しています。現代は気密性の高い家屋が多いため換気がされにくく、ハウスダストが屋外に排出されにくい構造になっています。小さくて軽いハウスダストは赤ちゃんのハイハイする高さくらいが最も宙に舞いやすい高さだと言われています。
このハウスダストが体内に入るとアレルギーや喘息等の原因になります。

ハウスダストアレルギーになる原因

LISA78_naniittenda20141018102414_TP_Vアレルギーを引き起こす物質、アレルゲンを体内に許容以上取り込むことで、体がそれを異物と判断し抗体を作ります。次にアレルゲンが体内に入ってきたとき、異物を排除しようと過剰に反応してかゆみや鼻水などの症状を起こしてしまいます。皮膚の弱い赤ちゃんのうちは、アトピー性皮膚炎の症状が多く出ます。
どれくらいのアレルゲンの量が体内に入るとアレルギーを引き起こすかは、現在の研究では明らかになっていません。
アレルゲンの許容量には個人差があり、生活環境やストレス、体調不良などによっても許容量は変化します。

赤ちゃんがハウスダストアレルギーにならないための対策

赤ちゃんがハウスダストアレルギーを発症させないために、何よりも重要なのはハウスダストの除去、つまり掃除と換気をしっかり行うことです。掃除機やモップがけの他に空気清浄機を併用して細かいホコリを取るのも良いでしょう。特に赤ちゃんが一日の大半を過ごす布団やカーペットなどはカビやダニの温床となっているので常に清潔にしておきましょう。
ハウスダストは皮膚から体内に入り込むので、保湿をしてあげることで皮膚のバリア機能を高めることが出来ます。保湿には自然由来のベビーオイルや、白色ワセリンなどが刺激も少なくおすすめです。
可愛い赤ちゃんが健康に毎日を過ごせるよう、しっかりと対策をしていきたいですね。

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