不動産情報ラボ

賃貸物件は夏がお得?

04-30-2016

不動産屋さんが、春に混み合っていて引越しシーズンはとても忙しい事は想像に難くないですね。では、行楽シーズンであり物件の移動が少なそうな夏はどうでしょうか。賃貸物件を借りるにあたり夏に住み始める人は少ないかもしれませんが、その分お得になったりするのでしょうか。特に引越しを急いだり、住み始める時期が決まっていない人にとっては、なるべくお得に住みたいところですね。果たして賃貸物件は夏に借りるのが得なのか、またその背景にある事情とは、賃貸物件をよりお得にする知識をご紹介したいと思います。

賃貸物件は夏がお得なことがある

物件の貸主の考え

不動産を所有する大家さんからすると、空き家になる事が一番のリスクですね。家賃が入ってこない上に、空き家が続くと次に入居者が来た時にたくさんのメンテナンスが必要になるケースもあり、高くついてしまう傾向にあるからです。1〜2ヶ月の間家賃が全く入ってこないという状況を考えた場合、家賃を少し安くしてでも空き家を作らないことが大事だと考える人も増えているようです。実際に家賃を下げて貸そうとする大家さんもいますし、交渉に応じてくれる人もいます。借りる人は、背景を理解した上で家賃の値下げ交渉をしてみるとスムーズにすすみやすいようです。

春の引越しシーズンは高い

ご存知かもしれませんが、春の引越しシーズンは一年で賃貸物件が一番高くなる時期です。入居者が退去する数も多く、また家を探す人も多い為、物件も動きが激しい時期になります。このようなハイシーズンは、なかなか値下げ交渉が難しいケースも多く、「値下げできなかったー!」という声も聞いたことがあるかもしれません。実際、同じマンションの同じタイプの同じ階に住んでいる人でも、家賃や初期費用が借りる時期によって差があったというのは珍しいことではないようです。マンションの隣の部屋同士で家賃の話をすることは稀でしょうし、不動産会社も春に借りる人に向けて「夏に借りた人は安かった」という話をわざわざすることはあまりないかと思われます。

日本の空き家の数

日本の空き家は、全体の14%前後もあるのだそうです。すなわち、大家さんは空き家を抱えている可能性が高いということです。賃貸物件を抱えるのであれば、空き家にしておくのはもったいないと考える大家さんが、夏には内見しようとしてくれる人も少ない中で勝負していきます。家賃を下げようかな、と思いやすいわけです。

家賃を安くするだけが得ではない

ここまで、家賃が下がりやすい話を中心にしてきましたが、トータルでコストを下げるためには、関連するのは家賃だけではありません。中には、家賃が下げられない物件等に関して、「1〜2ヶ月家賃が無料です」という期間を設けてくれることがあります。フリーレントと呼ばれるこの期間があることにより、実質トータルでは家賃が安くなったのと同じような費用削減効果が見込めるというわけです。敷金礼金も1〜2ヶ月分とられることがありますが、特に夏は交渉次第でなくなるケースもあります。ここも、なくなることによりトータルで考えるとコストが安くなります。まさに、家賃を下げることだけがお得になる方法ではないということですね。

初期費用をおさえてさらにお得に

夏に物件を借りようとしている人も、春に物件を借りようとしている人も、共通でかかってくる可能性が高いのが不動産仲介料、仲介手数料です。仲介手数料が無くなれば、さらに物件をお得に借りることが可能ですね。その方法は、仲介手数料なしの会社を選ぶことです。賃貸物件を借りる際に仲介手数料なしの不動産会社を選ぶなら、「39ルーム」がおすすめです。信頼できるプロが対応してくれる上に、しつこい勧誘も一切なく、ホームページもしっかりとしているので安心できます。ぜひ、さらにお得な引越しを実現してみてくださいね。

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