不動産情報ラボ

賃貸の審査をパスして理想の物件に入居する方法

04-24-2016

お部屋を借りるには、申込み・審査・契約の関門があります。
実は、この入居審査が最近厳しくなってきているのです。
理想の住まいで新生活をはじめるために今回はお部屋を借りるまでの手順や入居審査に通りやすくなるコツなどご紹介していきたいと思います。

お部屋を借りるまでの手順

審査

お客様の収入に関する審査を行います。
例えば15万円のお部屋を借りたい場合、目安としてはお客様の年収が540万円程度必要になるのです。
もし、あなたが大家さんなら月収20万円の方に15万円の家賃の家を貸せませんよね。
どの大家さんも、収入に対する家賃負担の割合が30~35%以内であることを、一つの基準としています。

申込み

いざ審査に申込みってことになるのですが、
この申込書っていったい何を書けばいいのって、わかる人は少ないと思います。
大抵の方はその場で全てご記入頂くことは出来ません。
取急ぎ、ご記入可能な範囲だけ記入して頂きその後、持ち帰って提出して頂くことになるのですが・・・
一旦仮申込みをして安心していませんか?
未記入箇所・必要書類が直ぐに集まらないと交渉など全て不利になるのです。
また、最悪書類が遅れて審査落ちも十分ありえます。

<重要ポイント>
勤務先の内容も大きな審査材料になります。
残念ながら、収入が多い方であろうと反社会的勢力に所属の方はオーナー様が審査を承認するケースは御座いません。

そして、以前にクレジットカードや家賃の滞納があった方・・・
そんな方は履歴が保証会社・管理会社のブラックリストに情報が残っています。
もちろん、審査も難しくなってしまうのです。
払い忘れがあるかも??そんな方は早急にお手続きをお勧め致します。

ご案内の時も重要です!
憮然とした態度で内見すれば、もちろんオーナー様はこの人に家を貸して大丈夫かな?
審査落とした方がいいかな?って思われるかもしれませんよ。

入居審査に落ちやすいパターン

筆者の経験と大家さんに聞いた限りですと、入居審査を落とすパターンは以下の通りです。


家賃の割りに年収が低い

金銭面や職業に不安を感じるため。
家賃の月収の3分の1程度に収まることが理想。


日雇い従業員、夜の仕事、芸能系など不安定な職業

夜の仕事の場合、深夜の出入りの音がトラブルの原因となる。
トラブルを避けるため入居を断るケースが多い。

入居理由が不透明
物件と勤務地があまりにも離れすぎている場合など、入居理由が不自然な場合。

定職に就いていない
継続的な収入がある人もしくは預貯金が十分にある人なら通りやすいですが、
継続的な収入が無い人は審査落ちする可能性が高い。

家賃や礼金など賃貸条件を交渉する人
初期費用の準備ができないとみなされたり、契約後も交渉等が懸念されるため。

友人同士のルームシェア、婚約前に同棲される方
どちらかが出て行くと滞納の危険が生じるため、歓迎する大家さんはあまりいません。

設備等で注文が多い人、けちをつけてくる人
物件は原則、現況のままの貸し出しです。細かい注文のある方は、敬遠されがちです。

外見
第一印象は外見から。外見で判断する大家も多いです。審査時に顔写真付き身分証を要求するのはこの為です。

高齢者、病気、障害者
病気や、死亡、また生活保護になったりすることが多く、大家に相応のリスクがあるため。

保証人に事前に承諾をとっていない
大家もしくは不動産会社から確認をとった際に、保証人を断られるケースがあります。

あまりにも急な契約・入居を希望する人
賃貸物件には入居審査がございます。計画性の無い、身勝手な人と判断されお断りされることが多い。

子育て家族・新婚所帯
赤ちゃんの泣き声や子供が足音で周りの住民に迷惑がかかるなどが理由。

必要書類が提出しない人
収入証明書や住民票など、審査に必要な書類を提出しない人は契約できません。

また、担当営業マンも愛想が無い人には交渉は頑張らないものなのです。
礼儀正しい態度をとれば相手も誠実に対応して頂けるはずです。

入居審査を進めるためには、様々なコツがあります。
審査をクリアして理想の住まいで新生活をはじめましょう。

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