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一人暮らしの物件探しのコツ、時期は?【東京都内の例】

07-10-2016

一人暮らしをこれから始めよう、もしくは住み替えをしようという方、物件探しで損をしないように考えていますか?世の中にはたくさんのアパートやマンションがあり、不動産会社もたくさんあります。今回は、東京都内を例にとって、物件探しをスムーズに、損をしないように賢く進めるコツをご紹介したいと思います。参考にしていただければ幸いです。

一人暮らしの物件探しのコツ、時期は?

一人暮らしの物件探しの時期は?

一般的に、「一人暮らしを始めよう」や「転居しよう」と考える人が多いのは、やはり春です。引越しのピークは3月末と言われています。当然ながら、この時期の物件や引越し料金も割高になります。もし、時期がいつでも良いということであれば、ずらして夏にすると全体の費用は安くすむ場合が多いです。また、春に一人暮らしを始めるなら少し早めの1〜2ヶ月前くらいから探しておくと良いでしょう。この時期は、物件の流動が激しく、30分前に「ここが良いな」と考えていた物件が既に契約済になっていたということもあり得ます。本当に良い物件を探したいなら、ある程度期間に余裕を持って、「これだ!」という物件があったら逃さないようにアンテナをたてておく必要があります。人気の地域での一人暮らしを考えている方は、自分が欲しいと思う物件は、他の人にも人気があるということを念頭に置いておいてくださいね。

一人暮らしの物件探し、まずネットでやること

損をしない物件探しのために、下調べをしておくとスムーズです。ますは、自分が住みたい地域を3つほどピックアップしましょう。そしてその地域の、電車の乗り換え等のアクセスはどうか、治安はどうか、物件の価格帯はどうか、住みやすさを考えてみましょう。特に治安に関しては、昔は評判でしか分からなかったものが今はネットで簡単に知ることができるようになっています。住むところが数駅違うだけで、同じ価格帯のアパートなのに安心して生活できるかどうかが180度違ったりするのも東京都内の特徴です。女性の一人暮らしなら尚更、気をつけていきましょう。物件の価格帯については、ネットで家探しができるサイトをいくつか見てみて、「この地域の価格はこのぐらいなのか」と知っておくと良いと思います。

物件選びのコツ

ネットで下調べをした後、自分なりの譲れない条件や希望をいくつかあげておきましょう。考えておくと良い条件を以下にあげてみました。

・バス/トイレは別か?一緒でも構わないか?
・洗面台は独立型が良いか?
・お風呂の追い炊き機能は?
・ベランダの大きさ、洗濯物が干せるか?
・日当たりは気なるか?
・広さはどのくらいほしいか?(部屋数、何LDKか?)
・コンロの数はいくつあれば良いか?
・1階でも大丈夫か?
・駅からの距離はどのくらいまで耐えられるか?
・周りにスーパーの有無

初めて東京都内に一人暮らしをする、もしくは初めて都心に住むという方に考えていただきたいのが、東京のマンションは一部を除き狭いことが多いということです。郊外や地方に住んでいた方からすると、驚くほど狭い上に、日当たりが悪いところは昼でも真っ暗です。周りにも高い建物が多いために、影になってしまったりベランダが接近していたりすると物干しがあっても洗濯物が干せないようなところもあります。遠方に住んでいて難しい場合もあるかと思いますが、なるべく内見をすることをおすすめします。もしできない場合は、自分の条件をしっかりと伝えて希望通りの物件に会えるようにしたいですね。

一人暮らしの物件探し、不動産屋は何件行けば良い?

不動産屋さんは、何軒くらい行くのが正解かという疑問がよく出ますが、結論から言うと、良い物件に満足して出会うことができればそれが正解です。不動産会社の使用する物件検索システムは全てほぼ同じであるため、限定取り扱い物件等を除けば、他に行けば良いものがあるというわけではありません。ただ、初めての物件選びでよく分からないままに不動産会社の営業を受けて、なんとなく断れずに条件のあまり良くないところに住む、というケースも散見されます。心配な方は、3件ほど同じ条件を持って不動産会社を回ってみると良いと思います。仲介手数料や、内見を快くさせてくれるか、担当者のスムーズな対応、会社を回ると差が分かるはずです。近年、効率化を図るために内見をしたいと言うと嫌な顔をしたりする会社もあるようです。

不動産屋の選び方

不動産会社との取引で、欠かせないのが仲介手数料です。この仲介手数料が無料になると、全体として安くなります。仲介手数料無料の信頼できる不動産屋さんを選ぶのも、賢い手だと思います。

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