不動産情報ラボ

子育てしやすい家や市の選び方

04-25-2016

家を選ぶにあたって、子供のいるご家庭だと、まず第一に子育てしやすい環境が良いなと考えるのではないでしょうか。また、家の購入を検討される時等に、きっかけとなるのは「子供が産まれた」というライフイベントだという方も多いと思います。そんな子育て世代が家を選ぶ時に、どのようなポイントを押さえると良いのか、ご紹介していきます。

子育てしやすい家を選びたい

便利な街

これはもしかすると、子育てに限らない住宅選びのポイントかもしれませんが、お子様がいる場合はなおさらです。子供は急に体調を崩したりしがちです。怪我や病気に備えて、すぐに行ける病院が近くにあると良いですね。徒歩、またはタクシーですぐに駆けつけられる距離にあると安心です。病院に小児科があるか、診療時間、夜間救急の有無、住み始める前に確認して把握しておくと、焦ることなく対応できます。また、子供を抱えて遠くまでベビー用品等を買い物に行くのは大変です。簡単なものは徒歩圏内で買いに行けるような環境があると良いですね。子供がだんだん大きくなると、学校の登下校時の安全性も気がかりなことが多くなってくるようです。きちんと歩道が整備されているのか、近くに公園があるか、交通量等の住環境も考慮に入れてみてはいかがでしょうか。

子育てに助成金やサポート

自治体によって、子育て支援のためにサポートや助成金があります。児童手当制度、助成金制度、その地域の子育て世代のみが受けられるサポート等、地域によって様々な取り組みが成されています。多種多様あるので、詳しくは区の公式ホームページ等で確認することができます。住む場所を検討する際の要素の一つとして見てみてくださいね。最近話題になった練馬区での支援をご紹介すると、練馬区では第3子以降を出産した保護者に対して、1人20万円の支援金を支給する「第3子誕生祝い金」というものがあります。子供の多い世帯には嬉しい制度ですね。その他の地域でも、条件・内容様々な制度がありますので是非参考にしてみてください。

保育園や待機児童

昨今マスコミでも大変話題になっている、保育園待機児童の問題ですが、出産後も働く予定のある家庭には本当に大事な問題です。「保育園に入れなかったから仕事を辞めなければいけないかもしれない」と憤る女性の姿がテレビ等でも話題になっていますね。保育園の現状や、利用条件は、物件選びの際には各自治体に確認をしてみることをお勧めいたします。今年待機児童数が多くても、横浜市のように自治体の努力で待機児童を減らすことに成功している例もありますので、来年以降は状況が変わってくることもあります。ライフプランに合わせて、検討してみてください。

治安や防犯対策

家の周りが、安全かどうか雰囲気はチェックすると思いますが、昼と夜で全く変わる場合もあります。子供が歩いても大丈夫なのか、人がひそめる暗がりや影はないか、子供を守るために夜の道も確認しておきましょう。地域によって、防犯対策に力を入れていたり、任意でパトロールが行われていたりする場所もあります。警察から、不審者発見情報がメール配信されるサービスがあるところもあるようです。そのような、子供を守る取り組みが盛んなところを選ぶのも安心かもしれません。日本、そして東京は世界的に安全な都市とされてますが、自身の心がけ次第で危険な目に遭ってしまう可能性は、もちろんあります。子供を守れるのは親だけですので、治安・防犯対策はしっかりと見極めていきたいですね。

子育てしやすい家に住もう

「地域を検討して、決まった!」もしくは「どうしても迷う」、住宅選びには迷いがつきものですね。そんな時は、今の悩みもそのまま不動産会社に相談しながら家を選んでいってはどうでしょうか。子育てに良い幸せな生活が送れる家を選んでくださいね。

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