不動産情報ラボ

家から駅まで歩いて何分?徒歩時間は歩いて検証しよう。

04-24-2016

物件情報をみて駅からの徒歩数!これに疑問に思った方はいらっしゃいませんか?
そもそも、この徒歩数って何を基準にしてどんな計算で時間を決めてるの?
実際に駅から歩いて物件まで実際にあるいて測っているの?何を根拠にしているの?と不思議に思う方も多いはず。今回は、その疑問をご説明しましょう!

徒歩数のひみつを大公開!!

何を基準に計算しているの?

不動産会社や住宅サイトなどで表示される「徒歩○○分」。
徒歩数の数値には基準があって、1分=80mで計算しているのです!
これには前述の通り「徒歩1分=80m」という基準がありますが、本当に1分間で80mも歩けるのでしょうか?

1分が80mって、どうやって決めたの?

この基準は、健康な女性がハイヒールを履いて歩いた距離の平均の分数から算出して決められました。
この時の平均が80mだったことから徒歩1分は80mであるという基準ができたと言われています。

本当に1分間で80mも歩けるの?

自分が普段どれくらいのスピードで歩いているかなんて把握している人なんていないはず!
同じ徒歩分数でもかなりのタイムラグがあります。なぜこのような時差が生じるかといいますと、物件によっていろんな障害物があるからです!特に雨の日の信号、坂道などがあげられます。実際に物件を見に行った際に自ら歩いて測ってみるのもいいかもしれません。

また、駅から物件まで距離は、実際に歩いてかかる時間を表示するため、出発地から目的地までの直線距離ではなく、実際に歩く道のりをもとに距離を表示しています。

最後に

不動産広告の徒歩分数の広告表示について、おわかりになりましたか?
ひとえに歩いた場合の時間といっても、きちんとルールにのっとって表示する為の基準があり、
そのために実際の時間と誤差が生じているんですね。また、通る道順などによっても時間が数分、異なってしまうことがあります。
途中に公園や坂道、信号や歩道橋などの有無は、ほとんどの場合で考慮されていないからです。また、同じ距離でも雨天時や路面の状態、歩く人の速さによってかかえう時間は大きく変わってしまいます。たとえば男性の足なら10分で歩ける距離でも、女性や年配の方には15分かかる可能性も十分考えられます。

物件選びでは、不動産屋さんから車でのご案内。沢山物件を見たいお客様にはいいと思います。
ですが、本当に住みたい物件なら車での移動ではなく実際に自分の足を運んでみることが大切です。毎日家に帰らなくてはならない帰り道!できれば、昼と夜で時間をづらして駅から物件まで歩いてみると、より安心頂けるのではないでしょうか。

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