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引越しの荷造りのポイント

04-23-2016

引越しが決まり、数日前から大変な思いをすることになるのが、荷造りですね。中には荷造りが嫌だから引越ししたくないという人もいるかもしれませんね。引越しの際の荷造りには、いくつかポイントがあります。特に、引越し業者を頼まず自分の達でトラックを借りるなどして引越しと考えている方は、きちんと荷造りをしなりと中のものが壊れてしまうなどのトラブルも起こりがちです。荷造りのポイントをいくつかご紹介しますので、今後のご参考にしていただければ幸いです。

引越しの荷造りをスムーズにするポイント

目印をしっかりつける

とても面倒に感じることもあるかもしれませんが、箱一つ一つには、きちんと目印をつけていきましょう。段ボールの表面に油性マジック等で書いていくと良いでしょう。内容は、「中身の内容・新居のどこに置くものか」をはっきりと記載して、わかるようにしましょう。段ボールを重ねてもわかるように、上と側面にも書いておくと安心です。部屋がたくさんある場合には、「〜の部屋」や、「部屋1」のように細かく書いてみましょう。引き出しの中身や、クロゼットの中身は、その棚のどの部分にしまうのかをそのまま記載すると良いです。例えば引き出し1段目であれば、「引き出し1」等の明確な位置の指定をしておくと、荷ほどきが断然楽になります。

物を詰めるとき

物を詰める時に、ランダムに目につくものから詰めたりしていませんか?それでは、時間がかかる上に引越しが大変になりやすいです。まず最初に詰めるのは、クローゼットの奥に眠っているすぐに使わない本や洋服、すぐには使わないものにしましょう。もしその過程でいらないものが出てきたら、運ばずに処分するのも手ですね。
また、重いものを詰める時には注意しましょう。書類や本は集まるととても重くなりますので、運ぶ時のことを考えて小さい箱に詰めるようにしましょう。重いものは小さな箱へ、軽いものは大きな箱へしまうことができると理想です。

割れ物を梱包する

荷造りで一番気がかりなのが割れ物ですね。最近は、割れ物梱包用の箱を用意している業者も多いようですが、自分でやる場合はそうはいきませんね。道具がない場合は新聞紙を用意しましょう。新聞紙で食器を一つ一つ包んでいき、割れてしまうのを防ぎます。詰める時のコツは、お皿は立てて、茶碗やカップは伏せて詰めることです。もし高価な食器や、ワイングラス等の高さのあるもの、繊細な作りのもの、細い部分のあるガラス製品、これらがある場合は、段ボールに詰めずに手運のが無難です。箱には、「割れ物注意」という文言を書いておきましょう。よく、布団やクッションの中に詰めていったら良いのではと考えるケースがあるようですが、割れたら布団も使えなくなる上に、布団が入っているような段ボールとして扱われてしまうと割れるリスクが高くなります。スーツケース等で、服に包んでワインや瀬戸物を運ぶ旅行者のテクニックから派生しているのかもしれませんが、やめることをお勧めします。

最後に詰める荷物

段ボールをすぐに返却してしまい困った経験はありませんか?荷造りが終わっても、直前まではその部屋で生活していることが多いでしょうし、その度に開け閉めするのも大変です。運ぶ直前まであけておく、「とりあえず入れるBOX」を作っておくと一気に負担がなくなります。具体的な内容は、引越し道具(ガムテープ、新聞紙、ハサミ、タオル、ゴミ袋、掃除道具)・生活用品(化粧品、トイレットペーパー、ティッシュ)があると良いのではないでしょうか。貴重品に関しては、少ない物であれば自分でまとめて持って運ぶのも目が届いて安心ですし、貴重品BOXとして1つ箱を作って常に目の届く範囲に置いておくのも有効だと思います。

引越し荷造りのやる気は出ましたか?

大変に思える荷造りも、ポイントを押さえるとスムーズに進んで嬉しくなるものです。新しい環境に向けて良いスタートにしてくださいね。

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