不動産情報ラボ

マンション購入に必要な費用

05-29-2016

マンションを買うのに、たくさんのお金が必要という事はわかっているけれど、具体的にどんなお金がいつ必要なのか気になりませんか。それに、なんの為に支払うお金なのか疑問に思いがちです。実際にマンションを買うとなって、スケジュールを把握しておらず「いつまでにお金を用意するんだ!足りない!」ということが無いように、マンション購入に必要な費用と支払いスケジュールについても知っておきましょう。

マンション購入に実際必要な費用は?

マンション購入の支払いタイミング

マンション購入のお金は、タイミングをずらして諸経費が発生するケースが多いです。一般的には、購入決定時に数百万のお金が必要になるケースが多いので、現金の用意は早めにしておいたほうが良いでしょう。例えば定期預金を解約しておくことや、証券をお金に変えておくことなどがこれに当たります。またマンション引渡しの際に、お金を再度払うことが多いため、その時の準備も考えておきましょう。中古マンションを購入した場合特に、引渡しまでの期間が短い場合もあるので、お金が準備できていないということが無いように注意したいですね。逆に新築マンションを購入した場合は、引渡しまでの期間が1年近くあるケースも往々にしてあり得ますので、その期間に準備するということも可能です。では、これらの具体的な支払いの内容はどのようなものなのでしょうか。

購入決定時に払う費用

購入決定時に、物件によっては申し込み証拠金が必要になります。2〜10万円程度が相場のようです。また、その何日か後に売買契約を交わしますが、この時に手付金と印紙税が必要になります。手付金は物件価格の5〜10%、印紙税は1万円程度が多いです。申し込み証拠金は、売買契約をすると手付金に含むようになりますが、万一売買契約前にキャンセルするとなると、返却されることが多いので「預かり証」をきちんととっておくことも大事です。売買契約後の手付金については、買った人の都合でキャンセルしても返却はされません。売主の都合でキャンセルになった場合は、手付金の2倍が返却されます。

引き渡しまでに払う費用

引渡しまでに払う費用ですが、売買価格から、手付金を引いた金額を支払うことになります。住宅ローンを組む場合は、銀行等の金融機関から残金が支払われますので、ローン申し込みの際にその期日の確認もしておきましょう。また、住宅ローンの契約がこの時期に発生します。その契約の諸々手数料として印紙税が発生します。

引渡し後や継続的にかかる費用

入居するにあたり、引越しなどの入居に関わる諸費用が発生しますね。家具家電にお金をかけたい場合は、きちんとその分の余力を残しておくことが大事ですね。入居後半年から1年すると、「不動産取得税」の通知がきます。建物や土地を取得したので、それに対してかかるお金ですが、免除されたり地域によって異なる要素があります。特に新築を購入した場合、免除となる可能性もあります。ホームページや窓口などで地域の情報を調べると良いでしょう。削れる費用は削りたいですね。また、分からないことは、不動産会社に相談してみることも大事です。やはり、相談できるような不動産会社選びをしておくことがまずは前提ですね。

不動産購入は余裕ある計画を

マンション購入の際には、少し慌ただしい支払いスケジュールや契約になるかもしれませんが、事前に資金の準備を余裕持って行っておけば焦らずに済みます。支払うべき時に足りないということがあっては大変です。余裕のある計画と準備で、新しいマンションの購入をしましょう。せっかくの大きな買い物ですから、新しい環境に、わくわくする気持ちを楽しんでくださいね。

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