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不動産の仲介手数料が無料の業者が気になる!デメリットはあるの?

02-28-2020

不動産を探す際に、仲介手数料が無料の業者を選びたいと考える人もいるのではないでしょうか。しかし、手数料が無料の業者にはデメリットがないのかどうか心配になるかもしれません。実際に確認すると、メリットのほうが多いことがわかります。この記事では、不動産の仲介手数料が無料の業者を選ぶ場合のデメリットとして言われていることについて説明します。

そもそもどうして仲介手数料を無料にできるの?

仲介手数料が無料の業者は、そもそもどうして仲介手数料を無料にできるのでしょうか。仲介手数料を無料にできる仕組みや、仲介手数料がかからないケースについて説明します。

売主から仲介手数料を受け取っている

仲介業者は、借主や買主からは賃貸物件や売りに出されている物件を紹介してほしいという依頼を受けます。それだけではなく、貸主や売主からも借り手や買い手を探してほしいという依頼を受けているケースがあります。このような場合には、両方の立場からそれぞれ仲介手数料を得ることが可能です。借主や買主にとっての仲介手数料が無料であれば、貸主や売主から多く仲介手数料を得ている可能性があります。貸主や売主が少しでも早く物件を貸したり売ったりしたいと考えている場合には、仲介手数料が高くても支払ってくれる可能性が高くなるのです。もちろん、両方の立場からそれぞれ仲介手数料をもらえば、1件の契約で2倍ほどの金額が受け取れます。しかし、仲介手数料は契約が成立したときに発生するものですので、契約が成立しなければ意味がありません。

物件の数が多い地域であったり競合となる業者が多い地域であったりする場合には、1件の契約で多くの金額を受け取るよりも1件でも多くの契約を成立させることのほうが重要なのです。借主や買主から仲介手数料をもらわなくても仲介業者は利益を得られるため、仲介手数料が有料の業者と変わらないきちんとしたサービスを提供することができます。借主や買主の仲介手数料が無料だからといって、利益がまったくないわけではありません。契約1件あたりの利益を最大化することを重要視しているのか、1件あたりの利益を少し下げてでもたくさんの契約を取ることを重要視しているのかの違いであると言えます。

業者が貸主または売主である

物件を紹介してほしいと依頼した業者が、自身で物件を所有しているケースもあります。このような場合には、業者が貸主または売主であり、借主や買主は貸主または売主と直接やり取りすることになります。直接のやり取りだと仲介していることにならないため、仲介手数料も必要ありません。ただし、業者が貸主または売主であれば、借主や買主が自ら貸主または売主とさまざまな交渉をすることになります。通常であれば、毎月の家賃や購入価格の値下げについては仲介業者が交渉してくれます。相手は不動産に詳しい業者であるため、自分で直接交渉するのはなかなか骨が折れることでしょう。また、業者が自身で所有している物件を強く薦めたいと考えている場合には、より条件の良い物件があったとしても紹介してくれない可能性があります。業者が貸主または売主である場合には、公平な立場からの紹介ではないことを念頭に置いておきましょう。

賃貸の仲介手数料が無料のデメリットとしてよく言われていること

賃貸の仲介手数料が無料のデメリットとしてよく言われていることとは、どのような内容なのでしょうか。なかには悪質な方法で利益を得ている業者もありますので、注意点を含めて説明します。

他の手数料がかかる?

仲介手数料が無料でも他の費用が必須だと言われてしまい、結局仲介手数料と同じくらいの金額を支払わなければならないことがあります。たとえば、消毒費用として数万円も請求されたり、保証会社の利用料が必要だと言われたりするような場合です。消毒費用は、本来必須の費用ではありません。入居前にきれいにしたいと思うのならば、荷物を運び込む前に自分で消毒をするなりクリーニング業者を雇うなりして施工すれば良いでしょう。自分で消毒するから消毒費用を外してほしいと依頼してもなかなか承諾してもらえない場合は、仲介業者や貸主の利益に関係しているということです。借主に対して親身になってくれている業者ではないと判断し、他の業者の利用を考えたほうが良いかもしれません。

保証会社の利用料は保証人がいない人にだけ必要になるものですので、保証人がいる人は払う必要がありません。支払い能力のある保証人がいるにもかかわらず、保証会社の利用料が必要だと言われるのはおかしな話です。どのような費用や手数料などがかかるのかあらかじめしっかりと確認しておけば、悪質な業者と契約するリスクを防ぐことができるでしょう。これらのように、借主の利益にならない余分な費用を請求されることは、仲介手数料が有料の業者でも起こりうることです。仲介手数料が無料かどうかにかかわらず、悪質な業者は存在しますので気をつけてください。「サンキュールーム」のように、貸主から仲介手数料を受け取ることで利益を得ていると明確に示している仲介業者であれば、借主に余分な費用を払わせているのではないかと心配する必要はありません。

敷金や礼金が高め?

仲介手数料が無料でも敷金や礼金が高く設定されており、そこから仲介手数料分の利益が差し引かれるケースがあります。敷金とは、退去するときに必要となる原状回復のための費用を貸主に預けておくイメージです。生活しているうちに汚してしまった部分をクリーニングしたり、壊れた部分を修繕したりする費用にあてられます。敷金から原状回復に必要となった費用を引いて、残った金額は借主に返さなければなりません。きれいに使っていたり短期間で退去することになったりした場合には、敷金が戻ってくる可能性もあります。ペット可の物件など、修繕費用が多めにかかるとあらかじめ想定できる物件の場合には、敷金が多めに設定されていることがあります。

礼金とは、貸主に対して物件を貸してくれたお礼の意味で支払われるお金のことです。礼金は借主に返す必要がないため、仲介手数料分の利益が上乗せされるとしたら礼金が多く設定されていることが考えられるでしょう。敷金や礼金は家賃を基準に計算するので、家賃の数カ月分となると負担がとても大きいです。初期費用を抑えたいのならば、仲介手数料だけではなく敷金や礼金も合計して考えることをおすすめします。敷金や礼金は物件を探す段階でチェックできるため、注意して見ておくと良いのではないでしょうか。

築年数が古かったり不便なところにあったりする物件は借り手がつきにくいため、敷金や礼金が少なく設定されている場合が多いです。自分が探している条件の物件は、どのくらいの敷金や礼金を設定しているところが多いのか把握しておくと良いでしょう。「サンキュールーム」のように仲介手数料が無料の理由を明示している仲介業者の場合は、敷金や礼金から仲介手数料分の利益が差し引かれるような心配はありません。

家賃や管理費が割高?

仲介手数料を無料としている場合、家賃や管理費が割高になっているケースがあります。仲介手数料を支払うのは1回だけですが、家賃や管理費の支払いは毎月のことです。長く住むとなると、仲介手数料の金額よりもずっと多くのお金を損する恐れがあるため注意しましょう。家賃は、地域によってだいたいの相場が決まっています。築年数や利便性によってもある程度は変わりますが、同じくらいの築年数で駅からの距離も同じくらいの場合にはほとんど同じ金額になるはずです。他の仲介業者が出している同じような条件の物件と比較して明らかに家賃が割高な場合は、悪質な業者である可能性が否定できません。

管理費は、共用部分の維持に使われる費用です。エレベーターなど定期的な点検が必要になる設備がある場合には、管理費が高くなる傾向にあります。清掃を業者に頼んでいて、きれいな状態を保っている場合も同様です。管理費が他の物件と比べて高い場合には、内見をするときにエレベーターなどがあるかどうかやしっかりと清掃されているかどうかを確認しましょう。大した設備もなく清掃があまり行き届いていないようならば、余分な管理費を取られているかもしれません。「サンキュールーム」のように、仲介手数料が無料の理由をきちんと示している仲介業者を選べば、このような心配をせずに家探しができます。

売買の仲介手数料が無料のデメリットとしてよく言われていること

売買の仲介手数料が無料のデメリットとしてよく言われていることとは、どのような内容なのでしょうか。言われている内容が正しいのかどうかも含めて説明します。

手数料がかかる場合もある?

基本的には仲介手数料を無料としている業者であっても、なかには仲介手数料がかかる物件もあります。それぞれの物件にはそれぞれ異なる事情があるため、例外が発生するのは仕方がないことでしょう。とはいえ、すべての物件の仲介手数料が無料だと思っていると、期待外れになってしまう可能性もあります。仲介手数料無料をうたっている業者であっても、手数料がかかる場合もあると頭に入れておきましょう。

「ゼロワンハウス」ならば、仲介手数料が無料にならない物件の仲介手数料を一律0.7%と定めています。仲介手数料が無料にならない物件だとしても、一律の割合が定められていれば安心して契約しやすいでしょう。仲介手数料は、売買価格が400万円を超える部分については3%以内、200万円から400万円までの部分は4%以内、200万円までの部分は5%以内と宅建業法という法律に定められています。一般的な仲介業者の手数料は、法律の上限であるところの3%程度です。手数料半額をうたっている業者でも1.5%ですから、0.7%がいかにお得な割合かがわかります。

対応が良くない?

仲介手数料が無料の場合、手数料による利益が少ないため対応が良くないはずだと指摘するライバル業者もいます。しかし、実際には業務の効率化を進めてコストを下げていたり広告宣伝費を節約していたりするなど、他の部分で調整して利益につなげているのです。仲介手数料が無料であることと、対応の良し悪しは関係ありません。むしろ、契約1件あたりの利益が少ない分、たくさんの顧客に選ばれる必要があります。仲介手数料が無料のまま経営が維持できているということは、顧客満足度が高くたくさんの人に選ばれている証拠でもあるでしょう。

仲介手数料がかかる業者のなかには、利益ばかりを重視していて買主のためになるサービスを提供できていないところも存在します。対応が悪いかどうかは、実際に利用してみて確認するのが一番です。仲介手数料が無料であろうと有料であろうと、対応が悪いと感じたならば利用しなければ良いのです。「ゼロワンハウス」ならば、不動産を熟知したプロが物件探しや交渉を行うため、対応にも安心感があります。

物件価格に上乗せされている?

仲介手数料が無料の業者は、物件価格に金額を上乗せしているのではないかと考える人もいます。しかし、ネット上にも物件の情報はたくさんあるため、物件価格に仲介手数料の金額を上乗せすれば、すぐにそのことが明るみに出るでしょう。そうなれば顧客からの信用を失うことにつながり、売上にも大きなダメージがあります。そのようなリスクをおかしてまで、物件価格に仲介手数料の金額を上乗せする理由はありません。どうしても疑う気持ちが晴れないのならば、仲介手数料が無料の業者とそれ以外の業者が出している情報を比較してみると良いでしょう。

仲介手数料が無料だとメリットのほうが多い!

仲介手数料が無料の業者は少人数体制の場合もありますが、その分それぞれのスタッフの経験値が高くなります。知識や経験が豊富なスタッフからは、良い物件を紹介してもらえる可能性が高いでしょう。不動産の価格は高額であるため、購入する場合は特にそれに付随する仲介手数料も高くなりやすいです。初期費用を抑えたいのであれば、仲介手数料無料の業者を選ぶのがおすすめです。

仲介手数料が無料の業者は、1件の契約で得られる利益を少なくしている代わりに、たくさんの契約が取れるように充実したサービスを心がけていることがわかります。現代では、SNSや口コミといった顧客の声が大きな宣伝効果を持つ可能性もあります。広告宣伝費を減らしても契約が取れているのは、サービスが充実している証明になるのではないでしょうか。このように、物件を探すときに仲介手数料無料の業者を選ぶと、デメリットよりもメリットのほうが多いのです。

仲介手数料が無料になるデメリットを押さえて賢く利用しよう

不動産の仲介手数料が無料の業者を選ぶ場合、デメリットも多少はあります。しかし、悪質な業者に引っかからないよう気をつければ、基本的にはメリットのほうが多いです。「サンキュールーム」や「ゼロワンハウス」なら、仲介手数料を無料にできる理由が明示されています。良い物件の契約ができる可能性が高いですので、利用してみてはいかがでしょうか。

【この記事の監修】
大槻陽一 株式会社GKコンサルティング代表取締役

一部上場企業退職後、六本木のレストランにて接客スキルを学ぶ。その後、不動産会社・IT企業での勤務を得て 2013年8月、株式会社GKコンサルティングを設立。現在まで3,000件以上の不動産取引を経験。 取引慣習にブラックボックス的な要素が多く、一般のユーザーにとって不透明な不動産業界を変えるため、インターネットメディアを通じて有益な情報を届けている。

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